従業員様の健康が企業の業績を支えます
- Keisuke Mogi
- 2023年8月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年9月8日
日本では聴き慣れた言葉になってきた「健康経営」の取り組み
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。
健康経営は、日本再興戦略、未来投資戦略に位置づけられた「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つです。
タイでは、シックリーブという制度により従業員の病欠に悩まされる企業様も多いのではないでしょうか?
また、工場などではラインに欠員が出ることで、それらの調整に時間を要したりと企業の代表をされている方からはお話をうかがいます。
健康経営の取り組みとは
日本では産業医による月一度の健康講話やセルフメディケーション研修、社内分煙、ウォーキングイベントの実施、食後のウォーキングの推奨、アプリの導入、始業前体操の実施、リモートトレーニングの提供、ヨガクラス、エクササイズクラスの提供、マッサージや理学療法の企業内実施など様々な取り組みが行われています。
健康経営のメリット
健康経営への投資効果は大きい
費用は発生しますが、従業員の健康増進を図ることで、医療費の軽減、保険料の軽減につながり、企業イメージの向上や従業員満足度の向上により、投資としての効果は大きい。
労働生産性の向上
従業員の健康状態が向上することにより、従業員の労働パフォマンスは向上します。健康な従業員が増えることで、会社全体の労働生産性は向上効果は高まると考えられます。
医療費の軽減、保険料の軽減
健康経営アプローチを行うことで、従業員の疾病率低下が期待され、医療費の軽減、受診率が低下し、企業負担の保険料の低下も期待できます。また、タイの企業では問題となる病欠休暇(シックリーブ)の取得率の軽減が期待できます。
従業員の満足度向上
タイの企業において従業員の満足度の向上は会社経営において重要かと思います。従業員の健康のために会社が取り組む福利厚生の一環として実施することで従業員の満足度向上につながることが期待されます。
健康経営のデメリット
長期的な取り組み
慢性疼痛疾患、生活習慣病に関しては、短期的に効果の出るものではなく、長期的な取り組みとなり、計画的に取り組むことが望ましいです。いずれもご本人の行動変容が必要となります。そのため単発的な取り組みでは効果は出にくく、継続する必要性があります。
効果が分かりにくい
生活習慣病に対する効果は年に一度の血液検査で判断ができますが、それまで自覚症状を含め効果が分かりづらいのが特徴です。スマートフォンの健康アプリなどを利用して、数字や視覚的に把握する工夫が必要です。
効果検証しずらい
効果を検証するためにはデータによる検証が必要になります。データ検証を行うためには、さらに投資が必要になる場合があります。
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